大学院で気象を学んでいたRyosukeさんにとって、設計という分野はまったく未知の領域でした。
しかし、理系のバックグラウンドを持つ彼は、新しい挑戦を求めて設計職に興味を持ちました。
INTERVIEW #03
目に見える完成品が出来上がり、
それが動いてるという感動
- 2023年入社
- 設計グループ (機械設計)
INTERVIEW #03
目に見える完成品が出来上がり、
それが動いてるという感動
大学院で気象を学んでいたRyosukeさんにとって、設計という分野はまったく未知の領域でした。
しかし、理系のバックグラウンドを持つ彼は、新しい挑戦を求めて設計職に興味を持ちました。
Q.どうしてこの会社を選んだのですか?
気象学から機械設計へ
大学院で気象の勉強をしていたんですが、関西で気象系の仕事がほとんどないことに気づきました。関西にある会社は一社だけで、あとは全部関東だったんです。自分は関西で働きたかったので、そこで気象系の仕事は諦めて、理系の知識を活かせる別の分野に挑戦しようと思いました。その時興味を持ったのが機械設計でした。
いくつかの会社を受けましたが、太洋マシナリーの雰囲気が一番良かったです。もう一ついい会社もありましたが、その会社は新入社員として働くというよりも、入社してすぐに派遣されるような感じだったんです。私は新卒で入社したら、まず一つの会社にしっかりと腰を据えて働きたいと思っていたので、太洋マシナリーの方が自分に合っていると感じました。
Q.気象学から機械設計に方向転換して戸惑いはありませんでしたか
基礎的な物理の知識とコミュニケーションが大切
大学で学んだ気象学の知識自体は今の仕事に役立つことはほとんどないですけど、理系としての基礎的な物理の考え方や、問題を解決するためのアプローチは間違いなく役に立っています。理系の知識が全くない人に比べると、力学的な考え方が理解しやすいので、仕事をする上で多少のアドバンテージがあったかなと思います。
設計って、図面を描くだけが仕事じゃないんです。社内のいろんな部署とのやり取りが必要で、営業さんからの要望を受けたり、現場からの質問に答えたりします。だから、コミュニケーションがうまく取れないと仕事がうまく進まないことも多いと思います。僕が最初入社したときは、図面を描いていればそれでOKだと思っていましたが、実際にはもっといろんな人とのやり取りがあって、想像より仕事の幅が広かったです。
Q.どうやって仕事を覚えていったのですか?
フラットな職場環境が自分を成長させてくれた
設計グループの先輩たちは、みんな優しくて、質問すれば何でも教えてくれます。図面を描く際にも、チェックしてもらう時に的確なアドバイスをもらえるので、自分で考えてから持っていって、フィードバックをもらうという流れでどんどん成長できている気がします。
最初から『こうした方がいい』ってアドバイスをもらうのは簡単ですけど、それだと自分で成長できないので、自分で考えた上で『これでいいですか?』って聞くようにしています。
また、半分オーダーメイドの製品ばかりなので、聞かないと絶対わからないこともよく出てきます。だからもう、何も分からないって顔して聞きやすいですね。
成長はしていると感じていますが、まだまだ分からないことが多いです。特に、環境機器と鋳造機器という異なる分野に関わることになるので、覚えることが多くて大変です。
Q.仕事をしていて嬉しかったことはなんですか?
チームが連携して納品まで立ち会えたこと
最近携わった大きなプロジェクトでは、営業さんや現場のメンバーと一緒に案件を進めました。自分は設計だけでなく、現場での工事にも参加させてもらったんです。もちろん、設計として現場に行くのは初めてだったので、分からないことも多かったですが、現場の人たちと協力して納品まで持っていけた時は本当に嬉しかったです。
太洋マシナリーの製品は、半分オーダーメイドみたいなものが多いので、設計の段階でお客様の要望をしっかりと理解して、柔軟に対応する必要があります。今のところ、自分はまだ学びの途中ですけど、それでも少しずつ成長しているのを感じます。
あ、あと。上司が他部署の人と出張に行った際に、僕のことを褒めてくれていたって聞いた時も嬉しかったです。
Q.会社の仲間とはどのような関係ですか?
フラットな職場環境とチームワークの重要性
うちの会社は、社長とも軽く雑談できるような雰囲気があります。仕事のことはもちろん真剣にやりますが、それ以外の時にはリラックスして話せるのが良いところです。
設計は一人で黙々と作業をすることが多いですが、休憩時間や仕事後には同僚たちと雑談を交わして、リフレッシュしています。
設計者は図面を描くのが主な仕事ですが、その図面を元に製品を作るのは生産部門ですし、それをお客様の元に届けるのは営業や据え付けのチームです。まさにチームで成し遂げる仕事です。
なので、他の部署とも良い関係を築いておくと、いざ仕事での相談や調整が必要な時にスムーズに進められますね。
Q.やりがいを感じることは何でしょうか?
自分が設計した機械の完成品が
お客様のところで動いている
設計した機械が完成して、実際に動いているのを見ると、やっぱり感動します。特に自分が一から設計したものが形になって、それがお客様のところで使われるようになると、本当にやりがいを感じますね。最初に見た時の感動と、その後の安心感は別物ですけど、どちらも大きなモチベーションになります。
設計には、これが絶対の正解というものはありません。だからこそ、自分でいろいろ考えて試行錯誤できるのが楽しいです。もちろん、経験を積んでくると、先輩方のようにある程度の答えは見えてくると思います。それでも毎回新しい挑戦があるのがこの仕事の魅力ですね。
やっぱり僕、今までずっと見えない気象や宇宙を研究していたので、完成品を見れるというのはめちゃくちゃ大きいんですよね。
Q. 最後に一言お願いします
最初は知識がなくても心配いらない
この業界や仕事内容を最初から全部理解している必要は全くないです。僕自身もそうでしたが、機械設計の知識なんて入社するまで全然ありませんでした。でも、入社してから少しずつ勉強して、先輩たちに教えてもらいながら成長していける環境があります。
図面を描くだけでなく、お客様の要望に応じて仕様を変えることも多いので、毎回違ったことができるのがこの仕事の大変なところであり面白いところです。
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