Minoru.H

基本的には製缶で作ってもらった部品をボルトで締めたり、溶接をしたりしています。
溶接もしますよ。現場では確定できない部分を、こちらで最終的に合わせて溶接することがよくあります。だから、手作業での調整も重要なんです。
今作っている機械は、振動を使って軽いものを上に、重いものを下に振り分けるんです。かなり大きな装置なんですけど、時々小さなものもありますよ。どんな機械でも流れは基本的には一緒のところもありますが、毎回違ったチャレンジがありますね。
毎日同じことの繰り返しではなく、常に新しい問題に直面し、それを解決していくのが組立ての仕事の醍醐味です。特に大きな機械が完成したときの達成感は格別です。
入社当時は機械や組み立ての知識もほとんどありませんでしたが、学校の先生が勧めてくれたのもあり、この仕事に就きました。
長く続けられているのは、一つの機械を組み上げて、それがきちんと動作するのを見ると、「自分の手で作り上げたんだ」という実感が湧く、この達成感が理由の一つです。

入社した時は、いろいろなことにびっくりしました。特に、機械の組み立てってそのまま組んで終わりだと思っていたんですけど、実際にはもっと複雑でした。
思っていた以上に細かい作業が多くて、最初は本当に驚きました。溶接や調整といった技術的な作業は、全くの未経験でしたからね。でも、それを一つ一つ覚えていくうちに、段々と面白くなってきました。
やっぱり、時間をかけて学んでいくうちに、少しずつ自分のスキルが上がっているのを感じます。最初は時間のかかった作業が、今では早く簡単にできるようになりました。また今までの失敗の経験を、フィードバックした上で、対処できるようになった時も、とても成長を感じますね。

太洋マシナリーは、上下関係があっても、みんな気さくに話せます。上の人でも、何でも質問すれば答えてくれるんです。
質問って普通は上の人にするものだと思いがちですが、うちの会社では後輩でも誰でも気軽に聞けるんです。そういう風通しの良さがこの会社の良いところだと思います。それに部署関係なく、誰でも声をかけてくれる職場なので、自分もそうできるように心がけています。
入社した後は、全員が何回か現場を回ることになるんですが、その際に自分が教えることもあります。後輩が成長していく姿を見るのは、やっぱり嬉しいですね。
自分もそうだったんですが、分からないことがあればすぐに助けてくれる先輩がいました。そういう風にしてもらったので、今度は自分が若い子たちが安心して仕事に取り組めるようにサポートしていきたいですね。

職場のみんなが集まって話す時間が楽しいんです。仕事中は集中して作業をしますが、休憩時間にはリラックスして話せる雰囲気が良いですね。
休日など、会社の人たちでサバゲーに、結構な人数で行くこともあります。部署関係なく製缶や設計の人たちと一緒に行って楽しんでいます。普段はあまり運動しないので、数少ない運動の機会でもありますね。
釣りも好きなのですが、友達と行くことが多いですね。自然の中でリラックスできるので、良い息抜きになります。

今まで先輩たちが自分に教えてくれたように、自分も後輩をサポートしていきたいです。危なかったらすぐに助けに行けるように、的確なアドバイスができる先輩になりたいですね。
これからも自分の技術を磨きながら、後輩たちが困っていたら、すぐに助けに入れるような先輩でありたいです。そして、仕事がスムーズに進むようにアドバイスもしていきたいです。
後輩たちがミスをした時には、しっかりと指導してあげながら、どこが間違っていたのかを一緒に確認して改善していくのが大切だと思います。技術的なことだけじゃなく、仕事の進め方や考え方も教えていきたいですね。
今はまだ手の届かない部分もありますが、もっと技術を磨いて、さらに大きな案件を任されるようになりたいです。そのためにも、日々の仕事をしっかりとこなして、少しずつスキルを上げていきたいですね。

全部機械が組み上がった状態で動いてたり、それを外で見る機会もあるんで、それを見た時は結構、おお、すげえって、達成感がある仕事ですよ。この会社は、初めてでも、みんな周りが優しく教えてくれるので、気兼ねなく入ってきてくれたらなと思います。